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ピアノ調律担当日記 その14~ペダルの歴史~

こんにちは!!
ららぽーと甲子園店 ピアノ担当のの藤岡です!

調律担当日記の更新がなかなか出来ておりませんでしたが、前回より予定していましたペダルの歴史について今回は紹介いたします!!!
(今回は資料画像が用意できず、文字ばかりです…)

それでは早速スタートです!

ピアノのペダル
アップライトピアノ
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グランドピアノ
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現在ピアノのペダルと言えば三本ペダルが主流になってきています。
しかし、この三本に落ち着くまではかなり
長ーーーーい歴史がありました。



ペダルが誕生するまで…

初期
1700年頃に発明されたピアノにはペダルはまだありませんでした。
一番最初は実はペダルではなく、
『ハンドストップ』
というレバーだったのです!
オルガンのストックのように手で操作をしていました。


この時点でお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
手を使わないと操作が出来ない為、使える場面がかなり限られていました。
現在と比べると音域も52音と少なかったため、限られた音域を片手での演奏する時などに使用されていたようです。

中期
何とか手を使わずに操作できないものか… 
と開発されたのが
「二―ペダル」
と呼ばれる膝で操作するペダルです。

鍵盤の下側に取り付けられたレバーを膝で押し上げることで、操作します。
これにより演奏中に片手が塞がることなく操作が出来るというため演奏性がかなり向上しました。
かの有名なモーツアルトがはじめてニーペダルを採用したピアノを演奏した際、
「膝で押す装置も他のピアノより良く出来ています」
といった内容を書いた手紙を父に送っており。
当時の演奏家たちにも高評価だったことが伺えます。


後期
1783年に楽器製作家のジョン・ブロードウッドが特許を取得し、遂に足で操作するペダルが確立されます。
この時ピアノの音域も72音まで増えており、音楽史で見るとロマン派に突入していました。
この発明によりピアノという楽器の幅が広がり、作曲家の曲調にも変化が生まれたといっても言い過ぎではないではないでは…!?




三本ペダルになるまで


実は、ピアノのペダルが現在主流の三本ペダルに至るまでの間には、
4本ペダル6本ペダルのピアノも存在していました。
これは、発展途上だったピアノが鍵盤だけでは十分な演奏表現が難しかった為、
ペダルを使って音色を変える等、表現の幅を広げていたのです。

その他にも
ペダルって便利!なんでも出来るのではないか!?
とひらめいてしまった楽器製作家によって今では考えられない機能を持ったペダルもかつては存在していました。
太鼓などの鳴り物などが備え付けられ、さながら一人オーケストラ演奏もできたのだとか…
現在は残念ながら太鼓などを備え付けたピアノはありません



いかがでしたか?
現在は当たり前になっているペダルが元々は手で操作していたのは驚きでした。

今回の記事を作成する為に改めてピアノの歴史を勉強したのですが、
発展途上だった当時は「なんでも一回やってみよう!」
という楽器製作家の試行錯誤と挑戦が沢山ありました。
その結果として現在の形にたどり着いたんだなぁ
となんだかしみじみしたり、魅力の尽きない楽器だと再認識しました。

さて、ピアノ調律担当日記は14の記事を掲載しております。
しかし、
実はまだピアノの歴史については紹介していないのです…。
先にペダルの歴史から入ってはしまいましたが、次回からはピアノの歴史について紹介いたします!
ぜひお楽しみに♪


次回テーマ
『ピアノの歴史』

次回もお楽しみに!!!

以上藤岡でした♪




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